Kong 1.0 を発表 !

米国時間の 9月18日-19日に、米サンフランシスコにおいて、Kong初のコーポレートイベント「Kong Summit 2018」が開催されました。
さまざまな発表や新技術の紹介がありましたが、最も重要なのは Kong 1.0 の発表ではないでしょうか。

ここで重要なのは主に2点あります。

  1. サービスメッシュのサポート
  2. 後方互換性の低居

1.のサービスメッシュとは何?という方もいらっしゃると思いますが、それはこちらのサイトでも紹介していきますので、少々お待ちください。簡単にいえば、マイクロサービスアーキテクチャの先にある、さらに細分化されたシステムの構築パターン、とでもいえるかと思います。
一方で、Kongをエンタープライズで使う上で、気になっていたのが、これまでのバージョンが 0.x だったことです。しかしながら、今回の発表により 待望のバージョン1.0 となり、さらに後方互換性が提供される、とのことです。これは大きな進歩といえるでしょう!

以下は、Kong 1.0のプレスリリースの抄訳のようなものです。ご興味のある方は、まずはこちらをお読みください。

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Kong Inc.、マイクロサービス、クラウドネイティブ、およびサーバーレスアーキテクチャー用に構築された唯一のオープンソースAPIプラットフォームであるKong 1.0を発表

あらゆるサービスを流れるすべての情報をインテリジェントに仲介するService Control Platformを構築するというビジョンの実現へ

モダンなアーキテクチャのAPIプラットフォーム・ソフトウェアを提供するKong Inc.はオープンソースのKongソフトウェアの最新バージョンである「Kong 1.0」を発表しました。スタートアップ企業からフォーチュン500企業まで、組織の開発者は 、拡張性、パフォーマンス、柔軟性に対する要求を満たすために、モダンなアーキテクチャにおいてAPI を効果的に開発および保護することができます。

同社は2018年9月18日 – 9月19日にKong Summit 2018)を開催しました。これは、今日のハイブリッド環境においてクラウドネイティブのマイクロサービスアーキテクチャに移行する開発者を対象にしたカンファレンスです。Kong 1.0は、人工知能(AI)、機械学習、APIセキュリティ、その他の先進的な技術を活用して、あらゆるサービスとのあらゆる情報の流れをインテリジェントかつ安全に仲介するService Control Platformを構築するという同社のビジョンの基盤となります。

オープンソースコミュニティによる継続的なサポートと貢献により、Kongは 4500万回を以上ダウンロードされ、最も広く使用されているオープンソースAPIプラットフォームとなりました。そして最新バージョンのKong 1.0においては機能がさらに完全なものに近づきました。ミリ秒以下の低レイテンシ、リニアなスケーラビリティ、卓越した柔軟性、堅牢な機能セットを提供するとともに、サービスメッシュをサポートとバージョン間の下位互換性を提供しました。KongによるKubernetes Ingress Controller とサービスメッシュのサポートにより、各インスタンスのサイドカーとして配置されたKongを使用して、サービス間の情報を仲介し、それらのサービスの規模に合わせて自動的にスケールできます。KongのKubernetes Ingress Controller を通じて、ユーザーはKubernetesのライフサイクルに連動します。アプリケーションが導入され、新しいサービスが作成されると、Kongはこれらのサービスへのトラフィックを提供するために自動的に構成されます。さらに、新しいマイグレーション機能により、新しいバージョンのKongにアップグレードする際の停止時間をゼロにして、あるデータベース・スキーマから別のデータベース・スキーマへの移行が容易になります。

「Kong 1.0は、RESTからgRPC、L4からL7まで、すべての情報の流れをインテリジェントに仲介し、あらゆるサービスをコントロールする基盤として機能し、従来のAPI管理を超えた大きなビジョンに向かって進展しています」とKongの共同設立者兼CEO。アウグスト・マリエッティは語っています。「2015年に発売されて以来、Kongのエコシステムは大幅に拡大しています。より理想に近づいたKong 1.0をグローバルに提供できることを誇りに思っています。API管理は業界において急速に進化しており、テクノロジーはそれと共に進化しなければなりません。我々は、このようなニーズを満たすために、Kongを進化させてきました。Kongは、膨大な量のデータがますますモダンなソフトウェアアーキテクチャの上に移行するために設計された唯一のAPIプラットフォームです。

Yahoo! Japan、Ferrari、WeWork、Healthcare.govなどの顧客が、現在、Kongを使ってマイクロサービス、コンテナ、クラウド、サーバーレスなどを含むモダンなインフラを運用しています。「Yahoo! Japanはマイクロサービスに移行しつつあり、APIゲートウェイだけではなく、モダンなアーキテクチャ全体ですべてのAPIを管理するための高性能なプラットフォームが必要でした」とヤフー株式会社 システム統括本部 プラットフォーム開発本部 コンピューティングプラットフォーム部 部長の福田奏は語っています。「すべてのAPIエンドポイントでトラフィックのプロキシとルーティングを行う一元的なポイントとしてKongを運用するとともに、認証と認可のための冗長なコード作成を省き、数百時間を節約しました。Kongを将来のイノベーションを生みだすために位置づけ、次はサービスメッシュ展開のために拡大することを考えています。」

Kong1.0